日記 またまた、小林正観さんの話
小林正観さんは元々、旅行作家でした。仕事柄全国を旅するうちに、旅先で人生相談に乗る事になります。するとその人生相談が好評で「私も相談に乗って欲しい」という声が全国で上がり始めました。本業は旅行作家なので困った正観さんは一人一人に相談に乗らなくて済むように「こういうふうに考えるといいですよ」と原稿にまとめてコピーで渡すようにしました。すると今度はそのコピーが一人歩きをして読んだ方から「講演をして欲しい」という要望が殺到。それを本にしたいという人もあらわれ、本を出すために出版社が3社も作られた程です。ついには年間300回以上の講演依頼をこなすようになり、60冊以上の本を出版。八重洲ブックセンターの人文部門の年間1位から4位までを独占した時もあった程です。「私は夢も希望もない男です」これは正観さんが講演で口にしていた言葉だそうです。これはどういう意味かといいますと、「夢や希望を持つという事は、もっと欲しいものがあるという事。もっと欲しいという事は、今は不足だという事になります。その不足の心を抱いているうちは、どんなに沢山の物を手に入れても、本質的には幸せや豊かさはやってきません。幸せや豊かさ...